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久しぶりに本が読みたくなりました。 秋の夜長にはやっぱり読書。
ネットで購入しようかとも思ったのですが やはり手に取って選びたかったので、近くの本屋さんへ。 最近は本屋さんへ行っても、Aちゃんの本を買うばかりでした。 自分の本を買うのは、なんだかウキウキします。
あれこれ迷ったけれど「2019年本屋大賞」を受賞した 瀬尾まいこの『そして、バトンは渡された』にしました。
「本屋大賞」は新刊書の書店で働く書店員が 過去1年の間、自分で読んで 「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」 と思った本を選び、投票で決定します。
主人公の優子は、3歳になる前に母親を交通事故で亡くし 小学3年生まで、父親と父方の祖父母に育てられます。 その後、父親が再婚して 様々な事情で血の繋がらない親の間をバトンタッチされていき 四回も名字が変わります。
こう聞くと、不幸な人生を送ってきたのだと思うでしょう? ところが優子は、いつも親たちから愛情いっぱいに育てられ 優子も親たちを愛して育ちます。 名前の通り優しい女の子だったからでしょう。
学校の先生にも恵まれます。厳しくても芯の通った思いやりのある先生。 物語は優子が大好きな人と結婚して終わります。
作者は理想とする人物像を描きたかったのかもしれません。 祖父母、父親、母親、先生。 時には優しく、時には厳しく、 どんな時も優子を第一に考えてくれる大人たち。
現実離れしていますが、不思議と「ありえない!」とは感じさせません。 読後感は“ほんわり”といったところでしょうか。
秋もこれからが本番です。 面白い本をたくさん読んでみたいと思います。
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◆コメント
ホント、なぜか秋になると読書したくなりますね。 ゆきこさんの紹介文章でこの本に興味が湧きました。 早速読んでみたいと思います (^o^)v |
名前: ようこ ¦ 11:50, Wednesday, Oct 21, 2020 ×
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