2019年 6月22日
夫は若年性認知症歴6年になります。
常には包括支援センターやご近所さんの支援を受け、
普通に暮らしています。
でも去る4月26日、夫と連絡が取れなくなり探していたところ、
円座町内で顔面を怪我しているところを女子中学生が見つけ、
車で通りがかった女性につないでくれていると連絡がありました。
駆けつけると生徒さんは帰っていましたが、
女性のお話では、夫は「自分は認知症です」と言い
私の携帯番号は覚えていませんでした。
いろいろ問う内にしばらく昔の知人の連絡先を思い出したそうです。
親切な人達の連携で無事帰って来られた事、
感謝の気持ちでいっぱいです。
常には携帯電話・位置情報機器等、
名前や連絡先が分かる物を身に付けているのですが、
それらすべてを忘れて出かけてしまい
折角の機器も残念ながら役に立ちませんでした。
人々の親切に甘える訳ではないのですが、
認知症でも周りの理解と支援があれば、
住み慣れた場所で暮らしていける事を実感しています。
今後認知症患者は増える一方だと言われています。
認知症になっても出来る事はたくさんあります。
そうでない方とも関わっていたいのです。
お互い助け合う事で、
住み良い社会になってほしいと願っております。
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