2018年 5月21日
私の夫は5年前に若年性アルツハイマー型認知症と診断されました。
きっかけは時々忘れっぽくなったナーと思う位でしたが
あまり深く考えもせず病院に行き、検査したらそうでした。
最初はショックと言うよりもへぇーと言う感じで
それから色々調べてみたら良い事は何もなく
10年くらいで全くわからなくなってしまうと言う様なものばかり―。
病気の進むのを遅らせる薬を貼って、様子を見て行きましょうと言われました。
本人はショックは受けていましたが、毎日変わりなく過ごしていました。
ただ運転を止められた事が納得いかず
そのために仕事もやめ、出かけることも少なくなくなり
文句ばかりの日が続きました。
近所の方の「包括に相談したら」の一言からパッと世界が変わりました。
いろんな処に出かけて行き、先生方のお話を聞いたり
当事者どうしが話し合ったり、時々は会で登壇し自分の気持を話したり
地元のサポートして下さる方達と畑をしたり、卓球したり。
地域の保育所より依頼され、遊び道具作りや、ペンキ塗り。
一度に同年代の友達がたくさんできた感じで
私も一緒に楽しく過ごしています。
5年たった今、もの忘れは少し増えた気がしますが
日々の生活にはあまり困っていません。
不運にも病気にはなりましたが良い事も沢山あります。
人生悪いことばかりでもありません。
病気を受け入れて毎日を前向きに楽しく生きて行きたいねーと
夫婦で話している今日この頃です。
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