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2011年 9月9日
今日は朝5時に起きて6時前にはホテルを後にして
上海空港へ
早朝出発の為、ホテルでお弁当を用意してくれました。
サンドイッチ・ゆで卵・クロワッサンとヨーグルトに
オレンジュースと本物のオレンジまで入っていて
食べきれないほど沢山ありました。
行く時の春秋航空の機内食とはえらい違いでした。
春秋航空は低価格運賃を売りにしているだけに
経費を極力抑えているようで、荷物は1人16キロク゛ラムと制限が有り
機内食も無料ではなく600円で注文販売をしていました。
飛行機の出発時間が高松空港を12:40発とちょうどお昼時でしたので
試しに機内食を食べてみましたが全く美味しくありませんでした。
あれならコンビニのおにぎりの方ずっと美味しいです。
初日は、上海空港から直接経済の中心地「浦東」(ほとう)地区へ
高さ492メートルの超高層ビル「上海環球金融中心」(上海森ビル)
の100階スカイウオーク展望台からの眺めは
子供の頃に読んでいた漫画雑誌の挿絵なんか
に出てくる近未来都市そのものでした。
それとは対照的に「黄浦江」河をはさんで対岸の「外灘」(わいたん)地区は
昔ながらの下町の雰囲気と怪しげさが残っていて大勢の人で賑わい
中国らしい素敵な街でした。
翌日から2日目・3日目と、かがわ産業支援財団主催の
「2011上海ビジネスミッション」での視察研修に参加して
今日の早朝ホテルを出て12:00に無事高松空港に帰って来ました。
上海環球金融中心(上海森ビル)入口
近未来都市上海「浦東」
100階スカイウォーク展望台より
旧市街「外灘」1
旧市街「外灘」2
噂の「春秋航空」 高松空港にて
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上海3日目の今日は「上海市工業総合開発区」の視察へ
午前中「上海市工業総合開発区管理委員会」の方から
工場誘致に際しての税制面の優遇処置以外にも様々な
アフターサービスが有るといった誘致説明を受けました。
1995年に33.38k平方メートルを開発し
現在25カ国から120社が立地しているとのこと。
その中でも日系企業が最も多く32%(36社)を
占めているとのことでした。
午後からは日本から工場進出している
2社の工場にお伺い致しました。
最初にお伺いした「上海大秀金属制品有限公司」は、
大阪府大東市の中小企業で大阪本社の従業員数は
弊社と同じくらいの規模で有りながら中国に
工場進出していたので大変興味が有りました。
主に鉄鋼、ステンレス鋼製品の製造・販売の会社で
総経理は本社社長の弟さんですがまだ中国に来て
1年半ほどですので、6年前の工場立ち上げから
携わってきた、元通訳の中国人女性が副総経理で
片腕となりしっかりと経営サポートをされている
とのことでした。
リーマンショック直後は大変厳しかったが
昨年より受注量が急激に伸び始め今年度は
対前年比200%も伸びているとのことでした。
もう1社は東京が本社の日野自動車株式会社の
「上海日野発動機有限公司」でトラックエンジンの
製造・販売を行っている日本では有名な上場企業です。
ごく一部重要な部品は日本から輸入しているそうですが
それ以外のほとんどの部材は中国自社工場と
中国の部品メーカーから調達しているとのことです。
エンジンの組み立てラインを見学させて頂きましたが
どの従業員の皆さんもきびきびと一生懸命仕事をしている
様子が伝わってきました。
日本人担当者の方のお話ですと日本の製造ラインと
なんら遜色がないとのことでした。
また、こちらの会社でも受注量が毎年大幅に伸びている
とのことで今後も益々伸びるだろうと強気な発言でした。
日本では考えられないほどの大規模な市場
これが中国進出の一番の魅了なのだと改めて
思い知らされました。
上海市工業開発区事務所(同じ敷地内に税関もあります)
工業開発区誘致説明
上海大秀金属制品有限公司
大秀金属工場内
上海日野発動機有限公司(工場内は撮影禁止)
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