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2011年 5月15日
映画「紲」(きずな)の完成記念・特別試写会に行ってきました。
この映画、さぬき映画祭に出展されたものを基にさらに手を加え
国際映画祭用に完成させたものだそうです。
現在、モスクワ映画祭にエントリー中とのこと
来年の2月まで世界各国で催される映画祭にチャレンジ
して行くとのことです。
どこかの国の映画祭で評価されることを期待します。
さて、映画のストーリーですが亡き父親の後を継ぎ
一人前の石屋になる過程を描いたものです。
石像彫刻店の親方の元で厳しい修行に耐えながら
人間的に成長してゆく様子が描かれています。
映画の中の主人公がノミを焼いたり、手に豆を作って
セットウを振っている姿を見ていると
高校卒業後、愛知県岡崎市で同じように修行に励んでいた頃の
事を思い出し熱いものがこみ上げて来ました。
38年前、石屋の世界に飛び込んだ頃は映画の主人公のように
一生セットウを振り石を刻み続けるものと思っていました。
しかし時代の流れと共に仕事の内容も大きく変わり
石像彫刻から墓石の製造卸へと、さらには中国製品の輸入も
手掛けなければならないのが現状です。
わたしの息子もちょうど映画の主人公と同じ年齢なだけに
映画を見終わったあと、色々と今後の事を考えさせられました。
最後になりましたが、大久保氏を始め映画製作に携わった
地元庵治産地の大勢の皆さまに敬意を表します。
試写会入口案内板(サンポートホール高松)
庵治石の石琴(映画の中ではこれの小型版が出て来ます)
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